FINETUNE ('CREATE') (SNOWFLAKE.CORTEX)¶
微調整ジョブを作成します。調整済みモデルはスキーマのモデルレジストリに保存されます。
構文¶
SNOWFLAKE.CORTEX.FINETUNE(
'CREATE',
'<name>',
'<base_model>',
'<training_data_query>',
[ '<validation_data_query>' ]
)
必須パラメーター¶
'CREATE'
微調整ジョブを作成することを指定します。
'name'
モデルレジストリに保存される微調整済みモデルの識別子。これは、保存先のモデルレジストリで一意にする必要があります。複数のモデルが同じ名前を使用して保存しようとした場合、後者のモデルの名前にサフィックスが付加され、一意の名前になります。
識別子にはアルファベット、アンダースコア、10進数(0~9)が使用できます。
また、識別子はアルファベット文字で始まる必要があり、識別子文字列全体が二重引用符で囲まれていない限り、スペースや特殊文字を含めることはできません(例:
"My object"
)。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。
'base_model'
微調整するベースモデルを指定する文字列。これは次のいずれかの値である必要があります。
'llama3-8b'
'llama3-70b'
'llama3.1-8b'
'llama3.1-70b'
'mistral-7b'
'mixtral-8x7b'
'training_data_query'
トレーニングデータを取得する SQL クエリ。結果には
prompt
とcompletion
列が含まれている必要があります。
オプションのパラメーター¶
'validation_data_query'
検証データを取得する SQL クエリ。結果には
prompt
とcompletion
列が含まれている必要があります。検証データのクエリが指定されていない場合、トレーニングデータは自動的にトレーニングデータと検証データに分割されます。
戻り値¶
列 |
型 |
説明 |
---|---|---|
FINETUNE |
調整ジョブが作成されると、生成された一意のジョブ ID が返されます。 |
アクセス制御の要件¶
権限 |
オブジェクト |
メモ |
---|---|---|
USAGE |
DATABASE |
トレーニング (および検証) データがクエリされるデータベース。 |
CREATE MODEL または OWNERSHIP |
SCHEMA |
モデルが保存されるスキーマ。 |
例¶
検証データによる例:
SELECT SNOWFLAKE.CORTEX.FINETUNE(
'CREATE',
'my_tuned_model',
'mistral-7b',
'SELECT prompt, completion FROM train',
'SELECT prompt, completion FROM validation'
);
検証データなしの例:
SELECT SNOWFLAKE.CORTEX.FINETUNE(
'CREATE',
'my_tuned_model',
'mistral-7b',
'SELECT prompt, completion FROM train'
);
出力は微調整ジョブのジョブ ID です。
CortexFineTuningWorkflow_6556e15c-8f12-4d94-8cb0-87e6f2fd2299