Snowsightでのワークシートの使用¶
ワークシートは、SQL クエリまたはPythonコードを実行したり、他のSnowflakeデータの読み込み、定義、操作タスクを実行したりするための強力で多彩な方法を提供します。
Snowsight でワークシートを開いた後、次のいずれかを実行できます。
さらに、 SQL ステートメントを記述 し、 結果を視覚化 できます。 Pythonコードを記述する こともできます。
ワークシートから他のワークシートを参照する¶
ワークシートを開くと、 Worksheets エクスプローラーで他のワークシートを表示できます。他のワークシートを検索し、 Worksheets エクスプローラーからワークシートを管理できます。
ワークシートコンテンツのプレビュー¶
ワークシートの内容をプレビューするには、 Worksheets エクスプローラーでワークシートの名前にカーソルを合わせます。プレビューには、ワークシートの実行に使用されたロールも表示されます。
プレビューから、ワークシートのコンテンツをコピーすることもできます。ワークシートコンテンツのプレビューにカーソルを合わせ、表示される Copy ボタンを選択します。
キーボードショートカットでワークシートを更新する¶
Snowsight には、ワークシート内のクエリをすばやくナビゲートおよび編集するのに役立つキーボードショートカットが用意されています。たとえば、ホットキーを使用して、ワークシート内でカーソルを移動したり、検索と置換を実行したり、行をコピーしたり、クエリをフォーマットしたりできます。
使用可能なすべてのキーボードショートカットを表示するには、ワークシートを開いて、Macキーボードでは [CMD]+[SHIFT]+[?] キーを、Windowsキーボードでは [CTRL]+[SHIFT]+[?] キーを押します。ワークシートの名前を選択し、 Show Shortcuts を選択してショートカットを表示することもできます。
ワークシートのバージョンの切り替え¶
過去のバージョンのワークシートを表示するには、次を実行します。
Snowsight にサインインします。
Worksheets を選択して、ワークシートのリストを開きます。
ワークシートを開きます。
ワークシートの Updated タイムスタンプを選択します。
ワークシートバージョンのドロップダウンリストから、開くバージョンのタイムスタンプを選択します。
変更を加えて SQL クエリまたはワークシートでコードを実行すると、ワークシートの新しいバージョンが保存されます。
ワークシートのセッションコンテキストを変更する¶
ワークシートのセッションコンテキストを設定して、ワークシートのコンテンツを実行するために使用するロールとウェアハウスを定義します。ワークシートのコンテキストは、今後のセッションのために保持されます。
注釈
複数のロールは選択できません。コンテキストセレクターは、セカンダリロールをサポートしていません。SQL ワークシートで二次的なロールを有効にするには、 USE SECONDARY ROLES を実行します。
ワークシートのロールコンテキストは、そのロールに付与されているアクセス制御権限に基づいて、Snowflakeオブジェクトで実行できる操作を決定します。
ワークシートのセッションコンテキストを設定するには、次を実行します。
Snowsight にサインインします。
Worksheets を選択して、ワークシートのリストを開きます。
ワークシートを開きます。
コンテキストセレクターを開きます。アカウントに対して定義されている場合、コンテキストセレクターには既定のロールまたはウェアハウスが表示されます。それ以外の場合は、 PUBLIC ロールと No warehouse selected が表示されます。
ワークシートを実行するロールを選択します。
そのロールが使用する権限を持つウェアハウスを選択します。
ドロップダウン以外の場所を選択して、コンテキストセレクターを閉じます。
注釈
各ワークシートは一意のセッションであり、 user menu で選択したロール(アクティブなロール)とは異なるロールを使用できます。アクティブなロールを変更しても、 context selector でワークシートに割り当てられたロールは変更されません。
ウェアハウスの再開とサイズ変更¶
ワークシートを実行する前後に、ウェアハウスの再開またはサイズ変更が必要になる場合があります。
ウェアハウスの詳細を変更するには、ウェアハウスに対する MODIFY または OWNERSHIP 権限が必要です。
コンテキストセレクターを使用してウェアハウスの詳細を表示および調整するには、次を実行します。
Snowsight にサインインします。
Worksheets を選択して、ワークシートのリストを開きます。
ワークシートを開きます。
コンテキストセレクターを開きます。
Show warehouse details アイコンを選択します。
Status オプションでは、ステータスを選択し、ウェアハウスが中断されている場合は Resume を選択します。
Size オプションでは、サイズを選択し、別のサイズを選択します。
ドロップダウン以外の場所を選択して、コンテキストセレクターを閉じます。