SHOW FUNCTIONSおよびSHOW PROCEDURESコマンド: 引数の完全なデータタイプが出力で表示されます(保留中)¶
この動作変更バンドルが有効な場合、関数とプロシージャのSHOWコマンドの出力には、関数とプロシージャの引数の完全なデータタイプが表示されます(タイプがデフォルトではない場合)。
- 変更前:
SHOW PROCEDURES または SHOW FUNCTIONS コマンドを実行すると、ARGUMENT列の値には、データがデフォルト値でない場合、データタイプの精度を含む完全なデータタイプが含まれないことがあります。
例えば、列の値の引数がNUMBER(20, 0)の場合、表示される値は次の例のように単にNUMBERとなります。
MY_UDF(TIMESTAMP_NTZ, TIMESTAMP_LTZ, TIMESTAMP_TZ, VARCHAR, NUMBER) RETURN NUMBER
このため、DESC、DROP、GET_DDLなどのコマンドで署名を使いたい場合、署名が不完全だと名前解決に失敗するため、あまり役に立ちません。
- 変更後:
SHOW PROCEDURESまたはSHOW FUNCTIONSコマンドを実行すると、ARGUMENT列の値には、データがデフォルト値でない場合、データタイプの精度を含む完全なデータタイプが含まれるようになります。
例えば、列の値の引数がNUMBER(20, 0)の場合、表示される値は次の例のようにNUMBER(20, 0)となります。
MY_UDF(TIMESTAMP_NTZ(3), TIMESTAMP_LTZ(3), TIMESTAMP_TZ(3), VARCHAR(100), NUMBER(20,0)) RETURN NUMBER(20,0)
この列の値は、DESC、DROP、GET_DDLなどのコマンドで使用できます。
この変更は、引数に使用されるタイプの精度がデフォルトでない場合に、以下のタイプに影響します。
NUMBER
VARCHAR
BINARY
TIMESTAMP_LTZ
TIMESTAMP_NTZ
TIMESTAMP_TZ
TIME
Ref: 1944