SHOW FUNCTIONSおよびSHOW PROCEDURESコマンド: 引数の完全なデータタイプが出力で表示されます(保留中)

注意

この動作変更は2025_03バンドルで変更されます。

バンドルの現在のステータスについては、 バンドル履歴 をご参照ください。

この動作変更バンドルが有効な場合、関数とプロシージャのSHOWコマンドの出力には、関数とプロシージャの引数の完全なデータタイプが表示されます(タイプがデフォルトではない場合)。

変更前:

SHOW PROCEDURES または SHOW FUNCTIONS コマンドを実行すると、ARGUMENT列の値には、データがデフォルト値でない場合、データタイプの精度を含む完全なデータタイプが含まれないことがあります。

例えば、列の値の引数がNUMBER(20, 0)の場合、表示される値は次の例のように単にNUMBERとなります。

MY_UDF(TIMESTAMP_NTZ, TIMESTAMP_LTZ, TIMESTAMP_TZ, VARCHAR, NUMBER) RETURN NUMBER

このため、DESC、DROP、GET_DDLなどのコマンドで署名を使いたい場合、署名が不完全だと名前解決に失敗するため、あまり役に立ちません。

変更後:

SHOW PROCEDURESまたはSHOW FUNCTIONSコマンドを実行すると、ARGUMENT列の値には、データがデフォルト値でない場合、データタイプの精度を含む完全なデータタイプが含まれるようになります。

例えば、列の値の引数がNUMBER(20, 0)の場合、表示される値は次の例のようにNUMBER(20, 0)となります。

MY_UDF(TIMESTAMP_NTZ(3), TIMESTAMP_LTZ(3), TIMESTAMP_TZ(3), VARCHAR(100), NUMBER(20,0)) RETURN NUMBER(20,0)

この列の値は、DESC、DROP、GET_DDLなどのコマンドで使用できます。

この変更は、引数に使用されるタイプの精度がデフォルトでない場合に、以下のタイプに影響します。

  • NUMBER

  • VARCHAR

  • BINARY

  • TIMESTAMP_LTZ

  • TIMESTAMP_NTZ

  • TIMESTAMP_TZ

  • TIME

Ref: 1944