2025年9月23日:ハイパフォーマンスアーキテクチャを備えたSnowpipe Streaming (一般提供)¶
Snowpipe Streamingのハイパフォーマンスアーキテクチャは、AWS のすべてのアカウントで一般提供されています。この新しいアーキテクチャは、高スループットと低レイテンシを備えた大規模なリアルタイムデータ取り込み向けにベースから設計されています。
主な機能と利点¶
高パフォーマンスで低レイテンシ: テーブルごとに1秒あたり最大10 GB のデータを取り込みます。取り込みからクエリまでのレイテンシは通常10秒未満です。
多言語クライアントのサポート: 共有Rustコアに構築された、新しい、JavaおよびPython のハイパフォーマンス SDKs を使用して、効率を高めます。REST API は、軽量でサーバーレスの取り込みワークロードにも使用できます。
データパイプラインの簡素化: PIPE オブジェクトを使用して取り込みロジックを一元化します。新しいアーキテクチャでは、スキーマの検証をサーバー側に移動し、なじみのある COPY コマンド構文を使って移動中のデータ変換をサポートするので、クライアント側での複雑さが軽減します。
コスト効率の向上: 新しいスループットベースの価格設定モデルでは、コストが予測可能になるという利点があります。
従来のアーキテクチャとの重要な違い¶
この新しいアーキテクチャは、新しい SDKs または REST API を使用する必要があります。変換とスキーマ検証を含むすべての取り込み構成は、サーバー側の PIPE オブジェクトを通じて管理されるようになりました。これは、テーブルへのすべてのストリーミングデータのエントリポイントとして機能します。
推奨されるユースケース¶
このアーキテクチャは、リアルタイム分析ダッシュボードやログとイベント分析の強化、IoT デバイスからのデータの統合など、一貫性のある大量のストリーミングワークロードに推奨されます。
詳細については、Snowpipe Streaming:ハイパフォーマンスアーキテクチャ をご参照ください。