Snowpark Migration Accelerator: Jupyter Notebooksでの SMA の使用¶
ツールでPythonノートブック(.ipynbファイル)を使用できますか。¶
はい !ノートブックファイル(.ipynb)をツールの入力として選択したソースディレクトリに置きます。ノートブックはそのディレクトリ内のどのサブフォルダーにも置くことができます。Pythonファイル(.py)とノートブックファイル(.ipynb)の両方をソースディレクトリやそのサブフォルダーに含めることができます。ツールは、ディレクトリ構造内の場所に関係なく、すべての互換性のあるファイルを処理します。
ノートブックファイル(.ipynb)をPythonファイル(.py)に変換すると、いくつかの利点があります。
バージョン管理の向上: Pythonファイルは、Gitのようなバージョン管理システムで変更を追跡管理しやすくなります
コラボレーションの向上: チームメンバーは、標準のPythonファイルでより効率的にコードを確認および編集できます
自動化がより簡単に: 自動化されたパイプラインやスケジュールされたジョブでPythonファイルを直接実行できます
よりクリーンなコード構成: Pythonファイルは、より優れたコード構造とモジュール性を促進します。
ファイルサイズの削減: Pythonファイルは通常、追加のメタデータを含むノートブックファイルよりも小さくなります。
選択肢は2つあります。
ノートブック形式を継続して使用する予定の場合は、ノートブックはそのままにしておきます。SMA はノートブックを直接分析し、変換することができます。
ノートブックの使用をやめる場合は、Pythonコードを.pyファイルに展開します。これは回避策で可能ですが、 SMA はノートブックとPythonファイルの両方を処理できるため、その必要はありません。
JupyterノートブックファイルからPythonコードだけを取り出すには、nbconvertユーティリティを使用します。以下がその方法です。
以下のコマンドのいずれかを使用して nbconvert パッケージをインストールします。
Windows/Linuxの場合:
pip install nbconvert
MacOS の場合:
pip3 install nbconvert
またはpython3 -m pip install nbconvert
Jupyterノートブックディレクトリのバックアップコピーを作成します。
コマンドラインを使用して、すべてのJupyterノートブックをPythonスクリプトに変換します。
Windows/Linuxの場合:
find /path/to/folder/with/notebooks -name '*.ipynb' | xargs python -m nbconvert --to script
MacOS の場合:
find /path/to/folder/with/notebooks -name '*.ipynb' | xargs python3 -m nbconvert --to script
これにより、ノートブックと同じディレクトリにPythonスクリプトファイルが作成されます。
出力ディレクトリで SMA for Pythonを実行して、変換されたPythonファイルを処理します。