Apache Iceberg™: Snowflake管理テーブルの新しい書き込みパス(保留中)

注意

この動作変更は2025_01バンドルにあります。

バンドルの現在のステータスについては、 バンドル履歴 をご参照ください。

Snowflake管理Icebergテーブル(変換テーブル および 動的Icebergテーブル を含む)の場合:

変更前:

Snowflakeでは、テーブルに BASE_LOCATION を指定する必要があり、外部クラウドストレージの以下のパスにParquetデータファイルとテーブルメタデータを書き込みます。

  • STORAGE_BASE_URL/BASE_LOCATION/data/

  • STORAGE_BASE_URL/BASE_LOCATION/metadata/

変更後:

Snowflakeでは BASE_LOCATION が不要になり、ランダムな8文字列または BASE_LOCATION_PREFIX という新しいスキーマレベルの文字列パラメーターの値を使用してパスを構築します。

BASE_LOCATION を指定した場合、Snowflakeは BASE_LOCATION_PREFIX を無視し、使用しません。

Snowflakeは、 BASE_LOCATION または BASE_LOCATION_PREFIX に指定された値に応じて、以下のパターンを使用してパスを構築します。

  • BASE_LOCATION なし、 BASE_LOCATION_PREFIX なし: STORAGE_BASE_URL/<データベース>/<スキーマ>/<テーブル名>.<randomId>/<データ | メタデータ>/

  • BASE_LOCATION なし、 BASE_LOCATION_PREFIX = 'my_prefix': STORAGE_BASE_URL/my_prefix/<テーブル名>.< randomId >/<データ | メタデータ>/

  • BASE_LOCATION = 'my_base_loc': STORAGE_BASE_URL/my_base_loc.<randomId>/<データ | メタデータ>/

  • BASE_LOCATION = '' (空文字列): STORAGE_BASE_URL/<randomId>/<データ | メタデータ>/

参照: 1873