SnowConvert: 検証

Scope Validatorステップは、エントリコードが変換を成功させるための基本的な要件を満たしているかどうかを確認します。これらの要件は以下のとおりです。

  • 有効な拡張子ファイル

  • 有効なファイルエンコーディング

  • エントリコードが抽出されている

  • 有効なエントリファイル形式

  • 有効なファイル名とフォルダー名

  • 有効なコメント

注釈

これらの検証の1つが満たされていないからといって、変換が実行できないわけではありません。これらの検証は、エントリコードに何か問題があることを警告するだけで、移行結果に何か問題がある可能性があります。

検証の実行方法

Scope Validatorツールは、 評価 または 変換 プロセスの構成が完了すると開始するステップです。つまり、常に実行されるということです。

検証結果を表示する

検証ステップが終了すると、次のようなウィンドウが表示され、どの検証に失敗したかの情報が表示されます。

結果ありのScope Validatorウィンドウ

この場合、失敗した検証は、エントリコードが抽出されたかどうかのチェックです。各検証の詳細情報については、各セクションをご覧ください。

また、 FilesOutOfScope というレポートが、出力フォルダー内の Scope Validations というフォルダー内に生成されます。

Output Folder > Reports > SnowConvert > Scope Validations > ScopeValidation.{timeStamp}.csv
Copy

注釈

<style="color:blue;">スコープ外レポート リンクは、このレポートにリダイレクトされる可能性があります。

このレポートは、すべての無効なファイルをそれぞれのパス/名前、サイズ、理由とともに列挙します。例:

ファイルパス/名前

ファイルサイズ

理由

file1.bat

40.0 B

ファイルタイプ

最後のものは、拡張子が原因の無効なファイルの例でした。

進め方

結果ありのScope Validatorウィンドウ の画像にあるように、2つのオプションがあります。1つは評価または変換プロセスを続行すること、もう1つはキャンセルすることです。推奨されるのは、プロセスをキャンセルして警告を確認し、その解決を試みることです。しかし、変換を続行することを決定した場合、スコープバリデーションに関連する情報をAssessment.csvレポートと AssessmentReport.docxで見つけることもできます。Assessment.csvには、次のフィールドがあります。有効なファイルの合計、無効なファイルの合計、間違ったエンコーディングのファイルの合計、間違った拡張子のファイルの合計、無効なネーミングのファイルの合計、およびスコープ外のパーセンテージ(有効なエントリーコードを持つために保留中の作業の計算)。docxレポートには、 FilesOutOfScope レポートと同じ情報が記載されたセクションがあります。