ディレクトリテーブル

ディレクトリテーブルは、ステージングされたファイルのカタログをクラウドストレージに保存します。十分な権限を持つロールは、ディレクトリテーブルをクエリしてファイル URLs を取得し、ステージングされたファイルやその他のメタデータにアクセスできます。

ディレクトリテーブルは、個別のデータベースオブジェクトではありません。むしろ、それはステージ上に階層化された暗黙的なオブジェクトです。外部(外部クラウドストレージ)ステージと内部(つまりSnowflake)ステージの両方でディレクトリテーブルをサポートします。ディレクトリテーブルには、独自の付与可能な権限はありません。ステージの作成時(CREATE STAGE を使用)またはそれ以降(ALTER STAGE を使用)、ステージにディレクトリテーブルを明示的に追加できます。

概念として、ディレクトリテーブルは、ステージ内のデータファイルに関するファイルレベルのメタデータを保存するという点で外部テーブルに似ています。ディレクトリテーブルをクエリして、Snowflakeがホストする ファイル URL をステージ内の各ファイルに取得します。ファイル URL は、指定されたファイルへの長期アクセスを許可します。つまり、ファイル URL は期限切れになりません。 BUILD_STAGE_FILE_URL 関数を呼び出すと、同じファイル URL が返されます。

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