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STAGE_DIRECTORY_FILE_REGISTRATION_HISTORY¶
このテーブル関数は、ディレクトリテーブルのメタデータ履歴に関する次のような情報をクエリするために使用できます。
メタデータの更新の一部として自動的に追加または削除されるファイル。
メタデータの更新時に見つかったエラー。
構文¶
STAGE_DIRECTORY_FILE_REGISTRATION_HISTORY (
STAGE_NAME => '<string>'
[, START_TIME => <constant_expr> ] )
引数¶
必須:
STAGE_NAME => 'string'
ディレクトリテーブルを持つステージの名前を指定する文字列。
オプション:
START_TIME => constant_expr
過去14日以内のタイムスタンプ( TIMESTAMP_LTZ 形式)で、メタデータ更新イベントを取得するための時間範囲の開始をマークします。
注釈
開始時間が指定されていない場合、関数は過去14日以内のすべての更新イベントを返します。
開始時間が過去14日間を超える場合、関数は空の結果を返します。
使用上の注意¶
ステージの所有者(つまり、ステージに対する OWNERSHIP 権限を持つロール)、またはそれより上位のロール、 または ディレクトリテーブルのあるステージを含んでいるデータベースおよびスキーマに対する USAGE 権限を持つロール、およびステージに対する任意の権限を持つロールに結果を返します。
テーブル関数は、ディレクトリテーブルが更新(つまり、同期)されてデータファイルがメタデータに含まれるまで、ステージングされたデータファイルに関するメタデータを取得できません。
Information Schemaテーブル関数を呼び出す場合、セッションには使用中の INFORMATION_SCHEMA スキーマ または 完全修飾の関数名が必要です。詳細については、 Snowflake Information Schema をご参照ください。
出力¶
この関数は、次の列を返します。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
JOB_CREATED_TIME |
TIMESTAMP_LTZ |
操作が発生したときのタイムスタンプ。 |
FILE_NAME |
TEXT |
ステージングされたソースファイルの名前とファイルへの相対パス。 |
OPERATION_STATUS |
TEXT |
ステータス: REGISTERED_NEW、 REGISTERED_UPDATE、 REGISTER_SKIPPED、 REGISTER_FAILED、 UNREGISTERED、または UNREGISTER_FAILED。 |
MESSAGE |
TEXT |
操作ステータスに付随するメッセージ。 |
FILE_SIZE |
NUMBER |
ディレクトリテーブルに追加されたファイルのサイズ(バイト単位)。 |
LAST_MODIFIED |
TIMESTAMP_LTZ |
ステージでファイルが最後に更新されたときのタイムスタンプ。 |
例¶
mystage
ステージによって参照されるすべてのデータファイルに格納されているメタデータを取得します。
SELECT * FROM TABLE(information_schema.stage_directory_file_registration_history( STAGE_NAME=>'MYSTAGE'));
過去1時間以内に開始された mydb.public.mystage
ステージのディレクトリテーブルの登録イベントを取得します。
SELECT * FROM TABLE(information_schema.stage_directory_file_registration_history( START_TIME=>DATEADD('hour',-1,current_timestamp()), STAGE_NAME=>'mydb.public.mystage'));