SnowConvert: SnowConvert スコープ

スコープの定義

提出されたスコープ

入力パス内にあるファイルすべてが 提出されたスコープ として考慮されます。しかし、 SnowConvert によって処理されない、認識できない拡張子やサポートされていないエンコーディングを持つファイルが存在する可能性があります。評価ドキュメントが除外ファイルのリストを提供しても、そのコンテンツは解析(認識)されません。

認識できない拡張子やサポートされていないエンコーディングの情報については、 検証セクション をご参照ください。

評価スコープ

提出されたスコープのうち、 SnowConvert によって有効であるとみなされた部分は、 評価スコープ、つまり、すべてのファイルに識別された拡張子とサポートされたエンコーディングがあるとみなされます。SnowConvert は、評価情報を提供できるようにするために、このスコープ内のすべてのファイルを解析しようとします。

変換スコープ

評価スコープ内には、変換スコープに含まれない要素が存在する可能性があります。SnowConvert が、特定のトップレベルコードユニットをスコープ外として分類するのは、次のような複数の理由があるからです。

  • Snowflakeでは関係ないため

  • Snowflakeには同等のコードユニットがないため

  • コードユニットの定義が読めない(暗号化されているなど)ため

  • コードユニットの定義がサポートされていないプログラミング言語(例: Java)であるため

変換スコープ外のコードユニットのコード行は、変換率の計算には使用されませんが、評価ドキュメントで何らかの情報を提供するために使用されます。たとえば、Oracleのデータベースリンクオブジェクトはスコープ外と見なされますが、このオブジェクトへの参照はカウントされ、 オブジェクト参照レポート で報告されます。

以下は、変換スコープ外とみなされる言語ごとのコードユニットのリストです。

Teradataの変換スコープ外のコードユニット

  • トリガー

  • 付与

  • サポートされていない言語を使用した関数またはプロシージャ

Oracleの変換スコープ外のコードユニット

  • トリガー

  • 付与

  • DB リンク

  • ラップされたオブジェクト

  • 未サポート言語の関数またはプロシージャ

トランザクション SQL 変換スコープ外のコードユニット

  • トリガー

  • 付与