ログおよびトレース: ハンドラーコード内の未処理例外のログをデフォルトでオン¶
プロシージャおよび UDF ハンドラーコードでの 未処理の例外のログ は、以下のように動作します。
- 変更前:
イベントテーブル がSnowflakeアカウントに関連付けられている場合、プロシージャまたは UDF ハンドラーコードで発生した未処理の例外は、デフォルトではイベントテーブルにログ記録されません。
言い換えると、イベントテーブルの作成やアカウントへの関連付けなど、 ログとトレース を設定できますが、例外がログに記録されるのを避けるためなど、未処理の例外はログオフのままにすることができます。 ENABLE_UNHANDLED_EXCEPTIONS_REPORTING パラメーターを
true
に設定することで、例外ログをオンにすることができます。- 変更後:
プロシージャまたは UDF ハンドラーコード内の未処理の例外は、デフォルトでは、アカウントに関連付けられたイベントテーブルがある場合、ログエントリーになります。
ENABLE_UNHANDLED_EXCEPTIONS_REPORTING パラメーターを
false
に設定することで、未処理の例外のログをオフにすることができます。ログエントリに機密データが含まれている可能性がある場合、データを保護するために以下のことを検討してください。
処理されなかった例外のログをオフにします。
未処理の例外ログをオンのままにしておく場合は、次のような方法で機密データを保護してください。
例外処理コードを改善し、未処理の例外が発生するリスクを最小限に抑えましょう。
行アクセス ポリシー をイベントテーブルに適用し、個人識別情報 (PII) を含む行へのアクセスを制限します。
イベントテーブルの上に ビューを作成し、 マスキングポリシー を適用して、個人を特定できる情報 (PII) をマスキングまたは削除します。
参照: 1428