DESC TABLE コマンド、 SHOW COLUMNS コマンド、および COLUMNS ビュー: 新しい SchemaEvolutionRecord 列を追加¶
このバンドルを有効にすると、以下のコマンドおよびビューに新しい SchemaEvolutionRecord 列が追加されます。
- 変更前:
前述のコマンドとビューの出力には、 SchemaEvolutionRecord 列がありません。
- 変更後:
前述のコマンドとビューの出力には、新しい SchemaEvolutionRecord 列が追加されます。
DESC TABLE コマンドは、 Table Schema Evolution が有効になっている (つまり、ENABLE_SCHEMA_EVOLUTION パラメーターが TRUE に設定されている) テーブルについて、 SchemaEvolutionRecord 列を表示します。テーブルの進化が発生していない場合、列はすべての NULLs を表示します。
SHOW COLUMNS コマンドおよび COLUMNS ビュー (Information_schemaおよびAccount_usage) では、常に SchemaEvolutionRecord 列が表示されます。スキーマ進化が有効になっているテーブルがない場合、または進化が発生していない場合、列はすべての NULLs を表示します。
この新しい列は、進化が発生した後にユーザーがテーブルの列を手動で変更したときに、 NULL に設定されます。列に別のスキーマ進化が発生した場合、記録は復活します。
列名
説明
SchemaEvolutionRecord
指定されたテーブルの列に対してトリガーされた最新のスキーマ進化に関する情報を記録します。この列には以下のサブフィールドが含まれています。
EvolutionType: トリガーされたスキーマ進化のタイプ (ADD_COLUMN または DROP_NOT_NULL)。
EvolutionMode: トリガーとなる摂取メカニズム (COPY または SNOWPIPE)。
FileName: 進化のトリガーとなったファイル名。
TriggeringTime: 列が進化したおおよその時間。
QueryId または PipeID: トリガーとなるクエリまたはパイプの一意な識別子 (COPY の場合は QUERY ID 、 SNOWPIPE の場合は PIPE ID)。
参照: 1377