ログおよびトレース: 含まれるデフォルトのイベントテーブル

注意

この動作変更は2024_06バンドルにあります。

バンドルの現在のステータスについては、 バンドル履歴 をご参照ください。

注意

この動作変更はもともと2024_04バンドルにあったもので、その後削除されました。この変更は2024_06バンドルで再導入されています。

変更前:

Snowflakeにはデフォルトでイベントテーブルが含まれていません。ログおよびトレースの使用を開始するには、 イベントテーブルをインストールしてアクティブ化し、使用するアカウントのイベントテーブルとして設定し、ログおよびトレースを有効にする必要があります。イベントテーブルをインストールする前は、ログまたはトレースを有効にしても、ログまたはトレースイベントはキャプチャされません。

変更後:

デフォルトでは、Snowflakeには以下が含まれています。

  • SNOWFLAKE.TELEMETRY.EVENTS と呼ばれるデフォルトのイベントテーブル。

    イベントテーブルがまだインストールされておらず、アクティブでない場合、新しいデフォルトイベントテーブルがアカウントに対してアクティブ化されます。イベントテーブルが存在し、データを受信している場合、そのテーブルは、デフォルトのイベントテーブルが追加された後もアクティブのままになります。

  • TELEMETRY スキーマの EVENTS_VIEW と呼ばれる事前定義済みのビュー。

    EVENTS_VIEW ビューは、 SNOWFLAKE.TELEMETRY.EVENTS イベントテーブルに関連付けられます。

以前にログとトレースが有効で、アクティブなイベントテーブルがなかったためにイベントがキャプチャされなかった場合は、新しいデフォルトのイベントテーブルがログおよびトレースイベントのキャプチャを開始します。この場合、 テレメトリーデータ収集の費用 に記載されているコストが発生します。

まだイベントテーブルがなく、ログおよびトレースイベントを 収集する 場合は、何もしないでください。新しいイベントは SNOWFLAKE データベースの TELEMETRY スキーマにある SNOWFLAKE.TELEMETRY.EVENTS テーブルにキャプチャされます。

関連するオブジェクトのイベントを収集 しない 場合は、以下のいずれかを実行します。

  • それぞれのオブジェクトレベルで、ログレベルとトレースレベルを適切にオフにするか変更します。詳細については、 ロギング、メトリクス、トレースのレベル設定 および ロギング、メトリクス、トレースのレベル設定 をご参照ください。

    このオプションは、 Native Apps には適用 されません

  • ログおよびトレースイベントを出力するアプリケーションやコネクタをアンインストールするか、不要なオブジェクトをドロップします。

  • アカウントでログおよびトレースイベントを一切収集したくない場合は、以下のコマンドを実行します。

    ALTER ACCOUNT SET EVENT_TABLE = NONE
    
    Copy

独自のイベントテーブルを作成し、 をアクティブに設定 すると、イベントはSnowflakeデータベースのデフォルトイベントテーブルではなく、そのイベントテーブルに収集されます。

参照: 1598