SHOW COMPUTE POOLS および DESC COMPUTE POOL コマンド: 出力の新しい列¶
この動作変更バンドルが有効になっている場合は、 SHOW COMPUTE POOLS と DESCRIBE COMPUTE POOL コマンドの出力に以下の新しい列が含まれます。
列名 |
説明 |
---|---|
BUDGET |
コンピューティングプールのクレジット使用状況をモニターする 予算 の名前。 |
TARGET_NODES |
Snowflakeがコンピューティングプールのターゲットとしているノード数を示します。 注釈
|
以下の例は、 target_nodes
列の値をどのように解釈するかを示しています。
例1: CREATE COMPUTE POOL コマンドで、 MIN_NODES=1と MAX_NODES=3を指定したとします。
Snowflakeがノードをプロビジョニングしている間、最初は active_nodes
と idle_nodes
列の値は0、 target_nodes
列の値は1です。(target_nodes
列の値は、 MIN_NODES パラメーターに指定した値と同じです。)これは、Snowflakeがプロビジョニングしているコンピューティングプールのノードが1つであることを示しています。
Snowflakeが1つのノードをプロビジョニングした後、 idle_nodes
列の値は1になります(サービスが実行されていないと仮定)。 target_nodes
列の値はまだ1であり、コンピューティングプールのノードが1つであることを示しています。
例2: Snowflakeは、自動スケーリングや最小ノード数の変更(ALTER COMPUTE POOL ... SET MIN_NODES)が原因で、既存のコンピューティングプールにノードの追加を試みる場合があります。
Snowflakeがノードをプロビジョニングしている間、 state
列の値は resizing
です。Snowflakeが追加しているノードの数を確認するには、 target_nodes
列の値をチェックします。
たとえば、 active_nodes
列の値が1、 idle_nodes
列の値が0であり、 MIN_NODES プロパティを1から2に更新してコンピューティングプールのサイズを変更したとします。この場合、 target_nodes
列の値は2(コンピューティングプールにあるべきノード数)です。このことから、Snowflakeが1つの追加ノードをプロビジョニングしていることが推測できます。
参考: 1595、1652