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システム関数 (システム情報)

SYSTEM$GET_PREDECESSOR_RETURN_VALUE

タスクグラフ で先行タスクの戻り値を取得します。戻り値は、 SYSTEM$SET_RETURN_VALUE 関数を呼び出すことにより、先行タスクによって明示的に設定されます。

構文

SYSTEM$GET_PREDECESSOR_RETURN_VALUE('<task_name>')
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引数

'task_name'

取得する戻り値を設定する先行タスクの識別子。

  • 複数の先行タスクが有効になっているタスクの場合、この引数は必須です。

  • タスクに有効な先行タスクが1つしかない場合、引数はオプションです。この引数を省略すると、関数は有効な先行タスクのみの戻り値を取得します。

  • 先行処理のタスク名がリクエストされたタスク名と一致しないが、祖先の先行処理がそのタスク名と一致する場合は、一致する祖先の戻り値が返されます。

  • タスク名の引数にデータベース名やスキーマ名を含めることはできません。グラフ内のすべてのタスクは同じスキーマ内にあることが必要なため、異なるスキーマのタスクを参照する必要はありません。たとえば、この関数の入力には、 MYDATABASE.MYSCHEMA.MYTASK を使用する代わりに、 MYTASK を使用するようにします。

使用上の注意

  • タスク名は大文字と小文字が区別されます。

  • タスク名を指定する場合は、有効な先行タスクと一致する必要があります。そうしないと、呼び出しに失敗します。

この関数の包括的な例については、 SYSTEM$SET_RETURN_VALUE をご参照ください。