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システム関数 (システム制御)
SYSTEM$GLOBAL_ACCOUNT_SET_PARAMETER¶
組織 内の指定されたアカウントの複製およびフェールオーバー機能を有効にします。
組織管理者(ORGADMIN ロールを持つユーザー)がこの関数を呼び出すと、アカウントに対して次の機能が有効になります。
複製とフェールオーバー機能を有効にしている組織内のアカウントごとに、 SQL 関数を1回呼び出します。これには、プライマリまたはセカンダリ 複製またはフェールオーバーグループ、データベース、または 接続 を含める予定の各アカウントが含まれます。
構文¶
SELECT SYSTEM$GLOBAL_ACCOUNT_SET_PARAMETER('<account_identifier>',
'ENABLE_ACCOUNT_DATABASE_REPLICATION', 'true');
引数¶
<アカウント識別子>
複製が有効になっているアカウントの識別子。識別子の推奨形式は
organization_name.account_name
です。従来のaccount_locator
形式もサポートされていますが、組織が同じロケーターを持つ複数のアカウントを(異なるリージョンで)持つ場合に予期しない結果が生じる可能性があるため、その使用はお勧めできません。SHOW ORGANIZATION ACCOUNTS コマンドを使用して、組織内のアカウントのセットを取得します。このコマンドは、組織名、アカウント名、アカウントロケーターなどの各アカウントに関する詳細を返します。
使用上の注意¶
このSQL関数を呼び出すことができるのは、組織管理者(つまり、ORGADMINロールを持つユーザー)のみです。
同じ組織管理者アカウントから、複数のアカウントの複製を有効にすることができます。
この SQL 関数を使用するアカウントの複製が有効になっている場合は、 SHOW REPLICATION ACCOUNTS 出力にアカウントが含まれます。
異なるリージョンに同じアカウントロケーターを持つ複数のアカウントがある場合に複製を有効にするには、アカウント識別子として
organization_name.account_name
を使用する必要があります。
例¶
次の例では、 myorg
組織内にある account1
および account2
アカウントの複製を有効にします。
SELECT SYSTEM$GLOBAL_ACCOUNT_SET_PARAMETER('myorg.account1',
'ENABLE_ACCOUNT_DATABASE_REPLICATION', 'true');
SELECT SYSTEM$GLOBAL_ACCOUNT_SET_PARAMETER('myorg.account2',
'ENABLE_ACCOUNT_DATABASE_REPLICATION', 'true');