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システム関数 (システム制御)
SYSTEM$RESTORE_PRIVATELINK_ENDPOINT¶
Snowflake VPC または VNet のプライベート接続エンドポイントを復元して、プライベート接続を使用して Snowflake が外部サービスに接続できるようにします。エンドポイントは、Snowflakeアカウントをホストするクラウドプラットフォームに応じて、サービスエンドポイントまたはリソースエンドポイントになります。
プライベートエンドポイントは、デプロビジョニングしてから7日以内であれば復元できます。7日が経過すると、エンドポイントは復元できなくなるため、 SYSTEM$PROVISION_PRIVATELINK_ENDPOINT システム関数を使用してエンドポイントを再作成する必要があります。
- こちらもご参照ください。
構文¶
Azure Private Linkサービス¶
SYSTEM$RESTORE_PRIVATELINK_ENDPOINT( '<provider_resource_id>' )
その他すべての外部サービス¶
SYSTEM$RESTORE_PRIVATELINK_ENDPOINT(
'<provider_resource_id>' ,
'<subresource>'
)
引数¶
provider_resource_id
VPC または VNet のリソースまたはサービスの完全修飾識別子を指定します。
'subresource'
host_name
引数でサブリソースの名前を指定します。host_name
の値は、プライベートエンドポイントのプロビジョニング時に使用されます。以下のサービスでアウトバウンドプライベート接続を使用する場合は、以下の値を指定します。
Microsoft Azure の外部ネットワークアクセス: ホスト名の値が
externalaccessdemo.database.windows.net
の場合、subresource
の値はsqlServer
になります。Microsoft Azure の外部ステージ: ホスト名の値が
storagedemo.blob.core.windows.net
の場合、subresource
の値はblob
になります。
サポートされているすべての値については、 サブリソースの表 をご参照ください。
戻り値¶
識別子を持つエンドポイントが正常に復元されたことを示すステータスメッセージを返します。
Azure:
Private endpoint with id '/subscriptions/66666666-7777-8888-9999-0000000000/resourcegroups/rg/providers/microsoft.network/privateendpoints/00000000-1111-2222-3333-4444444444' restored successfully.
使用上の注意¶
アカウント管理者(ACCOUNTADMIN ロールを持つユーザー)のみが、この関数を呼び出すことができます。
指定した引数にプライベート接続エンドポイントが関連付けられていない場合、エラーメッセージが表示されます。
例¶
プライベートエンドポイントを復元して、Microsoft Azure上のSnowflakeがAzure VNet のAzure API 管理サービスに接続できるようにします。
SELECT SYSTEM$RESTORE_PRIVATELINK_ENDPOINT(
'/subscriptions/11111111-2222-3333-4444-5555555555/resourceGroups/my_rg/providers/Microsoft.Sql/servers/my_db_server',
'sqlServer'
);
Private endpoint with id ''/subscriptions/66666666-7777-8888-9999-0000000000/resourcegroups/rg/providers/microsoft.network/privateendpoints/00000000-1111-2222-3333-4444444444'' restored successfully.