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システム関数 (システム制御)

SYSTEM$COMMIT_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT

組織アカウント をある地域から別の地域へ移動するプロセスを確定します。

SYSTEM$INITIATE_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT が呼び出された際に、組織アカウントの移動プロセスが開始されました。

こちらもご参照ください。

SYSTEM$INITIATE_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNTSYSTEM$SHOW_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT_STATUS

構文

SYSTEM$COMMIT_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT( <grace_period> )
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引数

grace_period

元のリージョン(つまり、ソースリージョン)の組織アカウントが削除されるまでの日数を指定します。

アクセス制御の要件

GLOBALORGADMIN ロールを持つユーザーのみが、この関数を呼び出すことができます。

使用上の注意

  • この関数を呼び出した直後、自動的にSnowflakeからログアウトします。

  • 移動の最終処理が完了するまで(通常は数分以内)、ソースリージョンの組織アカウントにもターゲットリージョンの組織アカウントにもサインインできません。

  • 最終化プロセスが完了すると、新しいリージョンの組織アカウントの名前は、 SYSTEM$INITIATE_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT 関数によって指定された仮の名前から、組織アカウントの元の名前に変更されます。

  • 最終化プロセスのステータスをチェックするには、 SYSTEM$SHOW_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT_STATUS 関数を呼び出します。

移動が完了してから14日後に元の組織アカウントを削除します。

SELECT SYSTEM$COMMIT_MOVE_ORGANIZATION_ACCOUNT(14);
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