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NOTIFICATION_HISTORY¶
このテーブル関数を使用して、Snowflakeを介して送信された通知の履歴をクエリできます。これらの通知には次が含まれます。
注釈
この関数は、処理された通知(送信の完了または失敗の通知)に関する情報のみを返します。キュー内の通知は履歴に表示されません。
構文¶
NOTIFICATION_HISTORY(
[ START_TIME => <constant_expr> ]
[, END_TIME => <constant_expr> ]
[, INTEGRATION_NAME => '<string>' ]
[, RESULT_LIMIT => <integer> ] )
)
引数¶
すべての引数はオプションです。
START_TIME=> constant_expr
、 .END_TIME=> constant_expr
通知が送信される時間範囲(TIMESTAMP_LTZ 形式)。
START_TIME
が指定されていない場合、範囲はEND_TIME
の24時間前に開始されます。END_TIME
が指定されていない場合、デフォルトは CURRENT_TIMESTAMP です。
最大時間範囲は14日間です。
INTEGRATION_NAME => 'string'
通知に関連付けられている統合の完全修飾名。この引数を省略すると、関数はすべての通知を返します。
デフォルト: 空の文字列。
RESULT_LIMIT => integer
関数によって返される行の最大数を指定する数です。
範囲:
1
~10000
デフォルト:
100
。
出力¶
この関数は、次の列を返します。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
CREATED |
TIMESTAMP_LTZ |
通知が作成されたときのタイムスタンプ。 |
PROCESSED |
TIMESTAMP_LTZ |
通知の送信を最後に試みたときのタイムスタンプ。 |
MESSAGE_SOURCE |
TEXT |
通知を生成したオブジェクトまたは機能の型。有効な値は次のとおりです。 . . |
INTEGRATION_NAME |
TEXT |
この通知に使用される統合 の名前。 |
MESSAGE |
TEXT |
メッセージペイロード。 |
STATUS |
TEXT |
通知のステータス。有効な値: |
ERROR_MESSAGE |
TEXT |
通知が失敗した場合は、通知が失敗した理由についての詳細を提供します。 |
使用上の注意¶
ACCOUNTADMIN ロール、統合の所有者(つまり、統合に対する OWNERSHIP 権限を持つロール)、または統合に対する USAGE 権限を持つロールにのみ結果を返します。
Information Schemaテーブル関数を呼び出す場合、セッションには使用中の INFORMATION_SCHEMA スキーマ または 完全修飾の関数名が必要です。詳細については、 Snowflake Information Schema をご参照ください。
例¶
過去24時間に作成された最新の通知を取得します。
select * from table(information_schema.notification_history())
過去1時間に作成され、 MY_INTEGRATION
という名前の統合を使用して送信された最新の通知を取得します。
select * from table(information_schema.notification_history( START_TIME=>dateadd('hour',-1,current_timestamp()), END_TIME=>current_timestamp(), RESULT_LIMIT=>100, INTEGRATION_NAME=>'MY_INTEGRATION'));