カテゴリ:

Information Schemaテーブル関数

DATABASE_STORAGE_USAGE_HISTORY

このテーブル関数は、指定された日付範囲内の単一のデータベース(またはアカウント内のすべてのデータベース)の1日の平均ストレージ使用量をバイト単位でクエリするために使用できます。結果は次が含まれます。

  • データベースのテーブルとマテリアライズドビューに保存されているすべてのデータ。

  • データベースのFail-safeで維持されるすべての履歴データ。

注釈

この関数は、過去6か月以内のストレージ使用量を返します。

こちらもご参照ください。

STAGE_STORAGE_USAGE_HISTORYWAREHOUSE_METERING_HISTORY

構文

DATABASE_STORAGE_USAGE_HISTORY(
      [ DATE_RANGE_START => <constant_expr> ]
      [, DATE_RANGE_END => <constant_expr> ]
      [, DATABASE_NAME => '<string>' ] )
Copy

引数

すべての引数はオプションです。

DATE_RANGE_START => constant_expr. DATE_RANGE_END => constant_expr

データベースストレージの使用状況を取得する、過去6か月以内の日付範囲です。

  • 終了日が指定されていない場合は、 CURRENT_DATE が範囲の終了として使用されます。

  • 開始日が指定されていない場合は、 DATE_RANGE_END が範囲の開始として使用されます(つまり、デフォルトは1日分のストレージ使用量)。

範囲が過去6か月外の場合、エラーが返されます。

DATABASE_NAME => 'string'

ストレージ使用履歴を取得するデータベースの名前です。データベース名は一重引用符で囲む必要があります。また、データベース名にスペース、大/小文字の混合、または特殊文字が含まれる場合、一重引用符の内側に二重引用符で名前を囲む必要があります(例: '"My DB"''mydb')。

データベースが指定されていない場合は、アカウント内にあるすべてのデータベースのデータが返されます。

使用上の注意

  • ACCOUNTADMIN ロールまたは MONITOR USAGE グローバル権限が明示的に付与されているロールの結果のみを返します。

  • 情報スキーマテーブル関数を呼び出す場合、セッションには使用中の INFORMATION_SCHEMA スキーマ または 完全修飾の関数名が必要です。詳細については、 Snowflake Information Schema をご参照ください。

出力

この関数は、次の列を返します。

列名

データ型

説明

USAGE_DATE

DATE

このストレージ使用記録の日付

DATABASE_NAME

TEXT

データベースの名前

AVERAGE_DATABASE_BYTES

NUMBER

使用されるデータベースストレージのバイト数

AVERAGE_FAILSAFE_BYTES

NUMBER

使用されるFail-safeストレージのバイト数

データベースがドロップされ、そのデータ保持期間が過ぎた場合(つまり、Time Travelを使用してデータベースを回復できない場合)、データベース名は DROPPED_id として報告されます。 id は、内部で生成された識別子です。この ID を使用して、テーブル関数によって返される行全体でエントリを照合できます。

アカウントのすべてのデータベースについて、データベースごとに過去10日間の1日あたりの平均ストレージ使用量を取得します。

select *
from table(information_schema.database_storage_usage_history(dateadd('days',-10,current_date()),current_date()));
Copy