カテゴリ:

システム関数 (システム情報)

SYSTEM$DECODE_PAT

トークンのシークレットを指定すると、 プログラムによるアクセストークン に関する情報を返します。この情報には、トークンの名前、トークンの状態、トークンに関連するユーザーが含まれます。

プログラムによるアクセストークンを無効にする必要があり、トークンに関連付けられたユーザーを知りたい場合に、この関数を呼び出すことができます。

構文

SYSTEM$DECODE_PAT( '<secret_for_programmatic_access_token>' )
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引数

'secret_for_programmatic_access_token'

プログラムによるアクセストークンのシークレット。

戻り値

トークン情報を JSON オブジェクトに格納した VARCHAR 値を返します。JSON オブジェクトには以下のフィールドがあります。

フィールド

説明

STATE

プログラムによるアクセストークンの状態。このフィールドには以下の値のいずれかが含まれています。

  • ACTIVE: プログラムによるアクセストークンは認証に使用でき、 expires_at 列の値は現在の日付よりも後です。

  • EXPIRED: プログラムによるアクセストークンは認証に使用できず、 expires_at 列の値は現在の日付よりも前です。

  • DISABLED: プログラムによるアクセストークンは、ユーザーログインアクセスが無効になったか、ユーザーがログインからロックアウトされているため、 無効 です。

PAT_NAME

プログラムによるアクセストークンの名前。

USER_NAME

プログラムによるアクセストークンに関連付けられたユーザーの名前。

以下の例では、シークレットの abC...Y5Z を持つプログラムによるアクセストークンに関する情報を返します。

SELECT SYSTEM$DECODE_PAT('abC...Y5Z');
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| SYSTEM$DECODE_PAT('☺☺☺...☺☺☺')                                         |
|------------------------------------------------------------------------|
| {"STATE":"ACTIVE","PAT_NAME":"MY_EXAMPLE_TOKEN","USER_NAME":"MY_USER"} |
+------------------------------------------------------------------------+