- カテゴリ:
半構造化データ関数と構造化データ関数 (配列/オブジェクト)
ARRAY_COMPACT¶
欠損値とnull値が削除されたコンパクトな配列を返し、疎な配列を密な配列に効率的に変換します。
構文¶
ARRAY_COMPACT( <array1> )
引数¶
array1
ソース配列です。
使用上の注意¶
半構造化データ(例: JSON データ)には、 SQL NULLs とは異なる明示的なnull値を含めることができます。半構造化データのnull値は、欠損値を示します。
array1
は、 ARRAY データ型または配列値を含む VARIANT データ型のいずれかである必要があります。引数が NULL の場合、結果は NULLになります。
関数に 構造化 ARRAY を渡すと、関数は同じ型の構造化 ARRAY を返します。
例¶
次の例は、 ARRAY_COMPACT()
の使用方法を示しています。
簡単なテーブルとデータを作成します。
CREATE TABLE array_demo (ID INTEGER, array1 ARRAY, array2 ARRAY);INSERT INTO array_demo (ID, array1, array2) SELECT 2, ARRAY_CONSTRUCT(10, NULL, 30), ARRAY_CONSTRUCT(40);クエリを実行します。
SELECT array1, ARRAY_COMPACT(array1) FROM array_demo WHERE ID = 2; +--------------+-----------------------+ | ARRAY1 | ARRAY_COMPACT(ARRAY1) | |--------------+-----------------------| | [ | [ | | 10, | 10, | | undefined, | 30 | | 30 | ] | | ] | | +--------------+-----------------------+