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半構造化データ関数と構造化データ関数 (キャスト)

AS_OBJECT

VARIANT 値を OBJECT 値にキャストします。

こちらもご参照ください。

AS_<オブジェクト型>AS_ARRAY

構文

AS_OBJECT( <variant_expr> )
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引数

variant_expr

VARIANT型の値に評価される式です。

戻り値

この関数は、型 OBJECT または NULL の値を返します。

  • variant_expr 引数にある値の型が OBJECT の場合、関数は OBJECT 型の値を返します。

  • variant_expr 引数の値の型と出力値の型が一致しない場合、関数は NULL を返します。

  • variant_expr 引数が NULL の場合、関数は NULL を返します。

使用上の注意

  • この関数は、入力引数として 構造化タイプ をサポートしていません。

テーブルを作成し、そこにデータをロードします。

CREATE OR REPLACE TABLE as_object_example (object1 VARIANT);

INSERT INTO as_object_example (object1)
  SELECT TO_VARIANT(TO_OBJECT(PARSE_JSON('{"Tree": "Pine"}')));
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VARIANT 値を OBJECT 値にキャストするには、クエリで AS_OBJECT 関数を使用します。

SELECT AS_OBJECT(object1) AS object_value
  FROM as_object_example;
Copy
+------------------+
| OBJECT_VALUE     |
|------------------|
| {                |
|   "Tree": "Pine" |
| }                |
+------------------+