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半構造化データ関数と構造化データ関数 (キャスト)

AS_DOUBLE , AS_REAL

VARIANT 値を 浮動小数点値 にキャストします。

AS_DOUBLE は、 AS_REAL の同義語です。

DOUBLE と REAL データ型は、 FLOAT のデータ型と同義です。

こちらもご参照ください。

AS_<オブジェクト型>AS_DECIMAL , AS_NUMBERAS_INTEGER

構文

AS_DOUBLE( <variant_expr> )

AS_REAL( <variant_expr> )
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引数

variant_expr

VARIANT型の値に評価される式です。

戻り値

関数は、浮動小数点値または NULL を返します。

  • variant_expr 引数にある値の型が浮動小数点の値の場合、関数は浮動小数点の値を返します。

  • variant_expr 引数の値の型と出力値の型が一致しない場合、関数は NULL を返します。

  • variant_expr 引数が NULL の場合、関数は NULL を返します。

テーブルを作成し、そこにデータをロードします。

CREATE OR REPLACE TABLE as_double_example (double1 VARIANT);

INSERT INTO as_double_example (double1)
  SELECT TO_VARIANT(TO_DOUBLE(1.23));
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VARIANT 値を DOUBLE 値にキャストするには、クエリで AS_DOUBLE 関数を使用します。

SELECT AS_DOUBLE(double1) double_value
  FROM as_double_float_example;
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+--------------+
| DOUBLE_VALUE |
|--------------|
|         1.23 |
+--------------+