カテゴリ:

半構造化データ関数と構造化データ関数 (マップ)

MAP_PICK

既存の MAP から指定されたキーと値のペアを含む新しい MAP を返します。

新しいマップに含めるキーと値のペアを識別するには、キーを引数として渡すか、キーを含む配列を渡します。

指定されたキーが入力マップに存在しない場合、キーは無視されます。

構文

MAP_PICK( <map>, <key1> [, <key2>, ... ] )

MAP_PICK( <map>, <array> )
Copy

引数

map

入力マップ。

key1,key2

返されるマップに含まれるキーと値のペアを識別する1つ以上のキー。

array

返されるマップに含まれるキーと値のペアを識別するキーの配列。半構造化 ARRAY または構造化 ARRAY を指定できます。

戻り値

既存の MAP からのキーと値のペアのいくつかを含む新しい MAP を返します。

既存のマップから3つのキーと値のペアのうち2つを含む新しいマップを作成します。

SELECT MAP_PICK({'a':1,'b':2,'c':3}::MAP(VARCHAR,NUMBER),'a', 'b')
  AS new_map;
Copy
+-----------+
| NEW_MAP   |
|-----------|
| {         |
|   "a": 1, |
|   "b": 2  |
| }         |
+-----------+

上記の例では、キーは引数として MAP_PICK に渡されます。配列を使用してキーを指定することもできます。

SELECT MAP_PICK({'a':1,'b':2,'c':3}::MAP(VARCHAR,NUMBER), ['a', 'b'])
  AS new_map;
Copy
+-----------+
| NEW_MAP   |
|-----------|
| {         |
|   "a": 1, |
|   "b": 2  |
| }         |
+-----------+