カテゴリ:

変換関数半構造化データ関数と構造化データ関数 (配列/オブジェクト)

TO_OBJECT

入力値を OBJECT に変換します。

  • OBJECT を含む VARIANT 値の場合は、 OBJECT を返します。

  • NULL 入力の場合や、 JSON null のみを含む VARIANT 値の場合は、 NULL を返します。

  • OBJECT の場合は、 OBJECT 自体を返します。

  • 他のすべての入力値については、エラーを報告します。

構文

TO_OBJECT( <expr> )
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引数

expr

OBJECT を含んでいる VARIANT に評価される式。

戻り値

戻り値のデータ型は OBJECT です。

これは、 TO_OBJECT 関数の簡単な使用方法を示しています。

テーブルを作成し、型 VARIANT の値を挿入します。(関数 PARSE_JSON は VARIANT を返します。)

CREATE TABLE t1 (vo VARIANT);
INSERT INTO t1 (vo) 
    SELECT PARSE_JSON('{"a":1}');
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TO_OBJECT 関数を呼び出すには、

SELECT TO_OBJECT(vo) from t1;
+---------------+
| TO_OBJECT(VO) |
|---------------|
| {             |
|   "a": 1      |
| }             |
+---------------+
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