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半構造化データ関数 (解析)

TRY_PARSE_JSON

解析中にエラーが発生した場合に NULL 値を返す PARSE_JSON の特別なバージョンです。

構文

TRY_PARSE_JSON( <expr> )

引数

文字列型の式です(例: VARCHAR)。

戻り値

返される値は VARIANT 型で、 JSON ドキュメントが含まれています。

使用上の注意

  • この関数は、最大サイズ8 MB に圧縮された入力式をサポートします。

  • 入力が NULL の場合、出力も NULLです。ただし、入力文字列が 'null' の場合、 JSON null値として解釈されるため、結果は SQL NULLではなく、 null を含む有効な VARIANT 値になります。

  • 10進数を解析するとき、この関数は123.45を DOUBLEではなく NUMBER(5、2)として処理することにより、表現の正確さを保持しようとします。ただし、科学表記法を使用した数値(1.2345e +02など)、または、範囲またはスケールの制限により固定小数点として保存できない数値は DOUBLEとして保存されます。JSON は TIMESTAMP、 DATE、 TIME、または BINARY などの値をネイティブに表さないため、これらは文字列として表される必要があります。

  • JSONでは、オブジェクト(別名「辞書」または「ハッシュ」)は、キーと値のペアの 順序付けられていない セットです。 TO_JSON および TRY_PARSE_JSON は(ほぼ)逆または相反関数です。

    TRY_PARSE_JSON 関数は入力として文字列を取り、 JSON互換のバリアントを返します。 TO_JSON 関数は JSON互換バリアントを受け取り、文字列を返します。Xが有効な JSON を含む文字列である場合、次は(概念的に)trueです。

    X = TO_JSON(TRY_PARSE_JSON(X));

    例えば、次は(概念的に)trueです。

    '{"pi":3.14,"e":2.71}' = TO_JSON(TRY_PARSE_JSON('{"pi":3.14,"e":2.71}'))

    ただし、関数は次の2つの理由で完全に相反しません。

    • TO_JSON によって生成される文字列内のキーと値のペアの順序は予測できません。

    • TO_JSON によって生成された文字列には、 TRY_PARSE_JSON に渡される文字列よりも少ない空白を含めることができます。

    次は同等の JSONですが、同等の文字列ではありません。

    • {"pi":3.14、「e」:2.71}

    • {"e":2.71,"pi":3.14}

これは、 TRY_PARSE_JSON を呼び出して JSON として解析できる値を含む文字列を解析することにより、 VARIANT 列にさまざまな型のデータを保存する例を示しています。

テーブルを作成して入力します。

create or replace temporary table vartab (ID INTEGER, v VARCHAR);

insert into vartab (id, v) VALUES 
    (1, '[-1, 12, 289, 2188, false,]'), 
    (2, '{ "x" : "abc", "y" : false, "z": 10} '),
    (3, '{ "bad" : "json", "missing" : true, "close_brace": 10 ');

TRY_PARSE_JSON を使用して、データをクエリします。3行目の値は NULLになります。クエリに TRY_PARSE_JSON ではなく PARSE_JSON を使用していた場合、クエリは失敗していました。

SELECT ID, try_parse_json(v) 
    FROM vartab
    ORDER BY ID;
+----+-------------------+
| ID | TRY_PARSE_JSON(V) |
|----+-------------------|
|  1 | [                 |
|    |   -1,             |
|    |   12,             |
|    |   289,            |
|    |   2188,           |
|    |   false,          |
|    |   undefined       |
|    | ]                 |
|  2 | {                 |
|    |   "x": "abc",     |
|    |   "y": false,     |
|    |   "z": 10         |
|    | }                 |
|  3 | NULL              |
+----+-------------------+